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Senior Report / シニア活動報告

Senior Report 2015

「シニア最後の団キャンプ」

今年の団キャンプは、私のシニア最後のキャンプでした。レンジャーまで続けるかわからないので、本当に最後のキャンプと思って参加しました。久しぶりの武尊牧場キャンプ場での団キャンプなので、とてもうれしかったのですが、雨が降ってしまい、去年と同じくらい大変な団キャンプになりました。タープをたてる時と片付ける時に、晴れていたことが一番の救いでした。今年はバンガロー宿泊だったのでテントをたてなくて、とてもゆったりとした気持ちで夕ご飯を作る時間が出来たので、雨の中でも頑張ることが出来ました。

そして、今回のメインイベントである、尾瀬と至仏山ですが、つらいこともありましたが、最後には楽しく歩けたので、思い出としては良いものになりました。尾瀬ハイキングでは雨が降ってしまったのでつらかったけれど、至仏山ではしっかり晴れてくれたので、話しながら楽しく明るく登山ができました。登山から帰ってきてすぐのキャンプファイヤーで、火をつける役をすることになり、緊張ももちろんありましたが、とても楽しく、達成感があり、やってよかったと思いました。団キャンプでは、毎年毎年新しい発見や、とても役に立つ体験をすることができるので、次はシニアと異なるレンジャーとして団キャンプに参加して、レンジャー目線でまた、新しい体験をしてみたいです。(E.S..中3)

「感謝」

この団キャンプで、特に思い出に残っていることは2つあります。1つ目はやはり、今回のメインでもあった尾瀬ハイキングと至仏山登山です。尾瀬1日目はあいにくの雨となってしまいました。最初は小雨だったうえ、頭上の木の葉が雨をよけてくれてほとんど濡れませんでしたが、尾瀬湿原に出た時ぐらいから土砂降りになってしまい、レインコートを着ていても服が濡れて、着衣泳をしたような状態になっていました。「天気が良かったらどんなに奇麗だったのだろう」と悔しい気持ちもありましたが、林から開けたところに出た気持ち良さ、開放感により、みんなで自由に色々なことを叫びながら歩くことができ、とても楽しかったです。尾瀬2日目は、そんな頑張った私たちに神様が味方をしてくれたのか、登山日和でした。登りはとても急で、段差が激しい階段がとても多く、かなり大変でした。しかし、前日の雨水がちょうどよい冷たさになっていて、雨水がたまっているところに軍手をした手を浸したりなど、くだらないことをしながら、とても楽しく登ることが出来ました。下りは、話していたらあっという間で、予定時間よりも随分早く下山できました。鳩待峠でいただいた花豆アイスは、とてもおいしかったです。

2つ目はお料理です。私は去年まで完全に「食べる専門」でした。でも、ずっとそのままではさすがにまずいと思い、昨年の団キャンプ後に「来年こそは私も何か役に立てるようにする」という目標を立てました。母親に機会を与えてもらったり、調理実習を真面目に受けたりしているうちに、去年はみんなに見守ってもらいながらだった危なっかしい包丁使いも、随分ましになりました。そして、活動で親子丼を、完璧とまではいきませんが何とか形に出来た時は、自分にとことん甘い私は変な自信を持ち、その自信をそのままキャンプに持っていきました。そんな自信を持って行ってしまった為に完全に調子に乗った私は、自分の本当の実力を考えもせずに指示や意見を出させていただきました。シニア最年長の私に反対できるわけもなく、みんなは従ってくれましたが、こんな私の指示や意見を聞き入れるのはとても怖い挑戦だったであろうと思います。本当に申し訳なかったです。

この他にも、目の上に6か所もブヨに刺されたり、キャンプファイヤーでは偶然にも姉弟で着火をさせていただけたりと、様々な貴重な経験をさせていただけて、とても楽しく、大変良い思い出を作ることが出来ました。このような経験をさせていただけたのは、私たちスカウトを全力でサポートしてくださる団委員長、リーダー達、保護者の皆様のおかげだと思っております。どんなに感謝させていただいてもしきることが出来ません。本当にどうもありがとうございました。これからも、常にたくさんの人に支えていただいて今の生活を送ることが出来るということを忘れずに感謝する心を持ち続け、それを思うだけでなく、しっかりと態度や言葉で表していきたいと思います。この度は、誠にどうもありがとうございました。(M.A.中3)

「団キャンプ」

今年の団キャンプは、初めて電車とバスでキャンプ場へ行きました。最初の電車では、立っているのがつらかったです。でも、みんなと話しているうちにキャンプ場まで着いていました。キャンプ場でまず、タープを立て、おやつのスイカ、おいしかったです。夕食もきちんと作れてよかったです。

2日目は朝早くからハイキング。富士見峠まで小さな山みたいなのに登り、木道を歩き、そこで捻挫。三橋リーダーと私は翌日の登山はなし。尾瀬ハイキングでほとんど「足が〜〜〜!」と言うくらい疲れていました。山小屋ではお風呂に入り、体を温め、しっかりご飯を食べ、早くに寝ました。

3日目も朝早くに山小屋を出発。三橋リーダーと私はみんなと別れて、ゆっくりゆっくり鳩待峠へ。そこでは何時間もみんなを待ちました。みんなが鳩待峠に着いた時には、もえかちゃんは私の名前を呼びながら走ってきてくれるほど元気でした。他のみんなも私の名前を呼んでくれました。この時は感動。キャンプ場へ戻り、待ちに待ったジンギスカン。とってもおいしかった。その後はキャンプファイヤー。ついさっき決まった「とんだとんだ」が思っていたよりも盛り上がってよかったです。

4日目。撤営も終わり、閉村式と記念写真を撮り終えて、すぐバス停まで送ってもらい、帰路もバスと電車。ここではみんなぐっすり。疲れました。川口まで来て解散しました。  今回のキャンプは移動が大変でしたが、みんなと頑張れました。もう一回くらい電車とバスで移動するキャンプがしたいです。(A.O.中2)

「団キャンプ」

今年のキャンプでは、初めて二日間連続の登山をしました。1日目は強い雨が降っていて、木道がとても滑りやすく歩きずらかったのですが、2日目は天候に恵まれました。最初はとてもつらかったのですが、だんだん慣れたのか、途中から疲れを感じなくなりました。岩場やくさり場がある本格的なものでしたが、楽しみながら登ることが出来、良かったです。時々岩の切れ目からとても冷たい水が流れ、手にかけるととても気持ちが良く、まるで生き返ったように頑張ることが出来ました。至仏山山頂の景色は素晴らしく、とてもきれいで、達成感と喜びを感じられました。

下りには、新しい階段と木道があったので、容易につくことができ、下りがとても安心できました。また、この日の夕食のジンギスカンとフルーツポンチは、疲れていたからかとてもおいしく、改めて私はキャンプに来ているんだな、と思うことが出来ました。来年のキャンプは今年よりももっと優れたものにしていきたいです。(Y.I.中1)

「団キャンプの思い出」

私は、今回のキャンプはキツかったな、と思いました。 今年の団キャンプは、観光バスではなく、電車での移動だった為、行く前は少し不安な気持ちがありました。電車では座れる時と座れない時があり、キツかったです。 キャンプ場につき、キッチンタープを立てたけれど、立て終えた処からタープの移動をお願いされて、「うそでしょ」と思ったけれど、すぐに立て直しができて良かったです。

今年の登山は2日かけて登ったので大変でした。登山一日目は、泊る宿がゴールでした。木道がたくさんあったけれど、雨が降ったため、滑りやすくて少し怖かったです。尾瀬ヶ原に入る手前ですごい大雨になり、体が冷えて寒かったです。やっとの思いで宿につきお風呂に入ると、冷え切っていた体が温まり疲れもとれました。そして登山2日目、いよいよ至仏山です。登る前はすごくキツそうだと思ったけれど、岩場がたくさんあり、思いのほか楽しかったです。でも至仏山の山頂付近は階段ばかりだったので、大変でした。小至仏山も残りの体力を振り絞り、登り切れて帰ってくることが出来ました。キャンプ場に着くとジンギスカンが待っていました。すごくおいしかったです。キャンプファイヤーの出し物は急きょ決めたため、グダグダだったけれど楽しめました。帰りは、沼田駅でお土産を買いました。手作りクッキーやビンの牛乳など、おいしそうな物がたくさんあったのでたくさん買いました。キャンプが終わり、大変だったけれど良いこともたくさん学べたかな、と思いました。来年のキャンプも楽しみです。(A.M..中1)

「団キャンプ後記」

 今年の団キャンプの特色は、2つありました。1つは、キャンプ場までの往復に公共機関を利用してシニアレンジャースカウトだけで行ってみること。2つめは、シニアレンジャーだけで至仏山を登山すること。団委員長からのChallenge 企画提案でした。シニアレンジャースカウトは、青春18きっぷでのJR移動、片道1時間半以上を要する路線バスに乗り、片品村までたどり着くことが出来ました。大きな自信につながったと思います。

シニアの活動にリーダーが同行しないことは今までになかったので不安ではありましたが、ボーイスカウト川口15団ローバー隊5名とシニア5名、レンジャー1名の11名の移動となるため、今回リーダーは、シニアスカウトのいないバスに乗りキャンプ場に行きました。一方、シニアレンジャースカウトは、青春18きっぷでのJR移動、片道1時間半以上を要する路線バスに乗り、片品村までたどり着くことが出来ました。大きな自信につながったと思います。

2つ目の尾瀬ハイキングは、鳩待峠からアヤメ平を通り富士見峠付近から竜宮へと尾瀬湿原へ下り、山ノ鼻で山小屋に宿泊し、至仏山を登山して鳩待峠へと歩く1泊2日のコースを取りました。山間地を歩くコースでした。竜宮へ下る急な坂道と尾瀬湿原に到達する頃には雨脚がひどくなり、木道は滑りやすく、何人も転んでいました。山小屋に着いた時にはみんなびしょ濡れで、すぐお風呂に入って体を温めました。Aさんが木道で転んだ際に足首を捻挫し、湿布を貼って様子を見たのですが、翌朝にも痛みがあるので、本人とリーダーは至仏山登山を中止し、鳩待峠でみんなが下山してくるのを待ちました。至仏山・小至仏山を経て鳩待峠に下山してきたシニアレンジャースカウトが元気なのにびっくりしました。「楽しかった」という感想にも驚きましたが、スカウト達のたくましさに成長を見た心地でうれしかったです。活動しやすいようにご支援いただいた保護者の皆様、リーダーの皆様、団委員長様、どうもありがとうございました。(シニアリーダー)


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