オーガニック

Organic 2005

サウス・アフリカン・リゾート
11 May 2005
南アのピクニック・リゾートのオーナが、黒人の子供を同伴した家族を園内から立ち退かせたとして、公式に謝罪した。南アフリカ、ハウテン(Gauteng)にあるブローダズストローム・ピクニック・リゾートは白人だけが入園を許されたリゾートだった。しかし、2003年のドミニク・ブラック氏の上訴を受けたオーナ、プリトリウス夫妻は法定で審議される前に「今後いかなる人種も受け入れる」と謝罪し、和解が成立した。さらに、和解金一万ランド(約17万円)を受け取った、ブラック氏はその和解金を「Nkosi Johnsonエイズ財団に寄付する」と語る。
今後、南アフリカ人権委員会 (South African Human Rights Commission) はブローダズストローム・ピクニック・リゾートのドアが全ての人種に解放されているかを監視するだろう。これは、南アフリカのアパルトヘイト・システムが無くなって11年、ようやく市民レベルでの差別が取り除かれてきた一つの例にすぎない。