オーガニック

Organic 2005

Warmest Year in North
15 Dec 2005
イギリスの科学者の発表によると2005年の北半球の平均気温は1860年からの観測史上もっとも高くなっていると言う。今年の気温は地球全体で見ても観測史上2番目に高い。研究者はこれらのデータははっきりと地球温暖化現象を現していると警告している。2005年の北半球の平均気温は1961年から1990年のものより摂氏0.65度上がり、過去最高を記録。地球全体でも0.48度上がり、エルニーニョ現象で記録した1998年の平均気温に次ぐ高さとなった。
科学者は北半球が南半球よりも温暖化の速度が早いのは、人々が暮す大陸の多い北半球の方が、海の多い南半球より大気の反応が早いからだと信じている。なにしろ、北半球の平気温は10年前よりも0.4度上昇しているのだ。「大気中に温室ガスをばらまけば温度は上昇する」「それは簡単な物理学だ」と研究者は言う。しかしながら、ワシントンDCの気候懐疑論者たちはいまだに温室効果ガスの排出が地球温暖化の原因とは認めない。過去の年間平均気温のトップ10のうち8つがここ10年間に記録しているのを知っているはずだが。