オーガニック

Organic 2006

Grave danger
パプアニューギニア(Papua New Guinea)は世界でも広大な熱帯雨林を有する国の一つである。しかし、違法伐採によってその熱帯雨林が深刻な問題に直面している。
自然環境保護組織は海外の伐採会社が環境破壊を食い止める為の国の法律を守らずに森林を伐採し続けていると報告。パプアニューギニア政府もそれらを規制する努力をしていないとも報告した。それらの森林の多くはマレーシアの林業会社によって伐採され、政府は伐採による満足できる報酬も得ていないと言う。その結果、この国の貴重な天然資源の一つが減少しているのだ。
それら伐採された材木のほとんどは中国に輸出され、木製品となって西側諸国へ輸出される。環境保護論者はこうした消費者の圧力こそが伐採の現状を変えるでろうと希望している。そして、もし、それら地域の土地所有者が積極的に森林維持を管理するならば、既存の法規制で十分であるとも論じている。しかし、現状維持となれば、パプアニューギニアの熱帯雨林は10年で消滅すると警告する。
1 Mar 2006