オーガニック

Organic 2009

Obesity among teenagers
太り過ぎの友達を持つティーンエージャーは彼ら自身にも同様の問題があることが多いとイギリスの専門家が示した。
その研究によれば十代の若者の体重と彼らの最も身近な仲間に大きな関連があるという。肥満専門家はそこには伝染性の悪い習慣があると指摘する。これは5,000人の若者を2年間に渡って調査した結果で、思春期の若者の間では同じような体つきの子供同士で行動する傾向があると判った。そこで彼らの体重変化を見ると太り過ぎの友達はその友達の体重を増やしているという。
例えばBMI(ボディ・マス・インデックス)指数で健康とされる身長175cmで体重66kgの少年に同じ身長で後で3kg太った友達がいたなら、彼自身も1kgは体重が増えているという。それでも少年たちは健全なBMI指数の範囲にあるが、その時期の周期的な継続的悪癖が彼らを肥満にするという。
イギリスのナショナル・オビシティー・フォーラム(National Obesity Forum)のタム・フライ氏は「もしあなたが太っている友達と食事をするとしたら、太る原因となる同じ食事をする可能性があります」と、その悪癖が原因となる多くの証拠があるという。
彼は同じく子供達は親からもその悪癖を受けるという。「もしあなたのお父さんが太っていてあまり外に出て運動をしないようなら、あなたもお父さんと家のカウチに寝そべっていることを好むでしょう」
また逆の影響もあるというフライ氏。「答えは子供達にアクティブな生活を送って、健康的な食事をすることの重要性を早い時期に学ばせることです」「そういう子供達は良い習慣を太り気味の子供達に与えることができるはずです」
そんな中ウェイト・コンサーン(Weight Concern)のスポークスマンは反論する。「確かに我々は身近な仲間に大きな影響を受け、一緒に食事もする」「だからこれらの子供達も健康的でない習慣を身につけるかもしれない」「しかし、太り過ぎの子供が必ずしも悪癖を持っているとは限らない」「多くの子供たちは健康的な食事をしているわけではないし、彼らがみんな太っているわけでもないからね」
31 July 2009