Oranje

Van Persie gets placenta fluid

イタリア代表との親善試合で右足首靭帯を痛め6週間の離脱を宣告されたアーセナルのストライカー、ロビン・ファン・ペルシーがプラセンタ(胎盤)治療のためセルビアに飛んだ。
過去にウェイン・ルーニーが酸素テントを使って骨折を治療したり、マラソンランナーのボーラ・ラドクリフがエミューの油をこすりつけて患部を治療するなど、トップ・アスリートたちの治療法は様々だったが、今回のファン・ペルシーの選択も周囲を驚かせている。
プラセンタ(胎盤)治療とは文字通り胎盤を使用するもので、それを塗ったり、飲んだり、注射したりする。主に美容や疲労回復、老化防止などに効果があることはよく知られているが、ファン・ペルシーはベオグラードの療法家のもとでプラセンタ・マッサージを受けることになる。
オランダ代表のチームメイト、オルランド・エンヘラールや、セルビア代表FWダンコ・ラゾビッチらに勧められたというファン・ペルシー。これによって4週間で試合に復帰できる可能性もあるとオランダでは伝えられた。
この療法にブリストル大学スポーツ医学クリニックのマネージャー、アビー・ターナー女史は「確かに胎盤には生命の維持に必要なあらゆる物質を含んでいる」「動物界では出産後の体力回復を補うために母親は定期的にそれを食することも知られている」「ただプラセンタを使った治療方法はまだ研究段階で、私自身それをいそいで患者に施すつもりはない」と語っている。
17 Nov 2009

ワールドスポーツ

サッカー大好きな人のためのワールド・スポーツ情報。ニューヨーク、ロンドン、アムステルダムからのレポートを中心にお伝えします。